5月29日メルスモンの出荷再開となりました。
つきましてはメルスモンによるプラセンタ治療を再開することになりました。
以前と同様に治療を受けていただくことになります。
ご迷惑をおかけしました。
プラセンタ療法は、ヒト胎盤(プラセンタ)から細胞増殖因子など有効な生理的活性物質を抽出した医薬品です。
自律神経やホルモンバランスを調整し、免疫力や抵抗緑を高める効果があります。ホルモンではありません。
プラセンタ療法に使う薬品は、製造方法の違いによってラエンネックとメルスモンがあります。使い分けはとくにありません。
これらはヒトが生まれながらにして体内に備えていた生理的な活性物質を外部から補充する方法です。
来院後、問診票のご記入と診察、同意書の作成が必要です。
経口内服:ブタ由来・ウマ由来のプラセンタで内服薬があります。当院ではお取り寄せになります。
注射投与:ヒトプラセンタは、当院では皮下注射または筋肉注射
メルスモン:更年期障害 乳汁分泌不全
当院では、これまでメルスモンの皮下注射を行ってきましたが、2023年2月17日より、メルスモンの出荷停止により全国的に供給がストップとなりました。これまで利用されてきた患者様には大変ご迷惑をおかけします。つきましては当院では、メルスモンによるプラセンタ治療を中止することになりました。メルスモンの供給再開のめどは立っておりません。
●今後はラエンネックを使ったプラセンタ治療を引き続き行います。
効能:メルスモンと同等の効能があります。
自費診療:医療保険は使えません。
費用:これまでのメルスモンと同じ費用がかかります。
ご了承ください。
1回1本(2ml)保険適応は1回1本
1~2回/1週、または隔日投与
薬品であるので1本/1週から開始しアレルギー症状がないことを確認します。
注射部位の発赤・腫れがまれにありますが、投与中止で改善。
投与量や回数を調整して効果が表れる場合があります。6か月以上使用しても効果がない場合は治療を中止する場合があります。
使用される胎盤は、PCR検査で、B型C型肝炎ウィルス、エイズウィルスなどが陰性であることが確認されています。また製造段階での加圧滅菌で感染防止対策もとられています。これまで30年以上のプラセンタ投与による感染症の報告例はありません。
しかし未知なる細菌・ウィルスの感染は完全には否定できません。
このため、ヒト胎盤由来医薬品を使用する場合、献血することができません。プラセンタ治療にあたり同意書を頂くことになります。